レーザー治療

 肝斑、紫外線しみ、老人性しみ、そばかす、炎症後(やけど、けが、にきび等)色素沈着などは、皮膚の中にあるメラニン色素が部分的に異常に増えるために起こります。

レーザー治療は、このメラニン色素を皮膚の上から照射してこれを破壊することで、しみを改善します。

レーザーの種類は大きくわけて3種類あります。

 一つ目は比較的マイルドなレーザー照射を顔全体にあてる方法です。現在では肝斑治療はこの方法以外に有効な方法はありません。このレーザー治療は「トーニング」と呼ばれます。3-4回目の照射で効果を実感します。顔全体に照射するため、肌のシミ(色の問題)に加えて、顔全体のしわ・ハリ・毛穴の開き(性状の問題)の改善効果も併せ持っていますが、通常は5-10回程度通院して照射します。

 二つ目は強い出力で比較的狭い範囲にレーザーをあてる方法です。老人性しみのような限定された部分のしみにはこの方法が有効ですが、かさぶたが取れたあと、治療後1か月後ごろに照射部位に炎症後色素沈着が起こります。(色素沈着は数ヶ月の経過で次第に薄くなっていきます。) このレーザー治療は「Qスイッチ」と呼ばれています。

 三つ目は、隆起したホクロ、イボ、あるいはホクロかイボか判別が難しい部分をけずり取るレーザーです。

上記の2つのレーザーとは異なり、これはしみなどの色を消すレーザーではなく、肌の余分な部分を物理的に取り去るレーザーになります。このレーザー治療は「CO2レーザー」と呼ばれています。

 これら3つのレーザーの他、肌の状態や、いぼ、ほくろ、しみなどが複合したものについては、電気凝固を使って治療を行うこともあります。



レーザートーニング

 

顔全体に照射します。

しみの全て、ハリや毛穴の開き改善効果も併せ持っています。

照射回数はおよそ10回程度を1週間毎。以後メインテナンスは1-2ヶ月に1回が目安。施術時間は1回6-7分。

かさぶたはできません。基本的に炎症後色素沈着も起こりません。

化粧などは当日から可能です。


Qスイッチレーザー


比較的狭い範囲のシミに部分的に照射します。

シミに対する効果は強力です。

照射回数は5-10回程度。1ヶ月以上の間隔をあけます。メインテナンスは1-2ヶ月に1回程度。

照射時間は2-3分。

かさぶたが出来ます。1-10日でかさぶたが剥がれ、シミは薄くなっていますが、赤みがあります。

10日間は絆創膏などでカバーする必要があります。

10日間は照射部位の化粧などはできません。

照射後1ヶ月超ぐらいして、もとのシミとは違う炎症後色素沈着ができます。これは人によってはあまり出 ない人もいますが、もとのシミより濃くなる人もいます。 

この炎症後色素沈着は数ヶ月の経過で次第に薄くなって消えていきます。


 CO2レーザー

イボ、隆起したホクロに対して、これらを削り取る目的で行います。照射時間は1個(2-3mm)について

およそ1-2分程度。基本的には1回で治療は終了ですが、範囲によっては数回になることもあります。


料金はいずれも施術1回につき10000円です。 

上記を組み合わせて同日に複数行う場合は、どのような組み合わせでも1回21000円です。